さて こちらのブログ始めて3週間ほど経ちましたが、ようやく少しずつ閲覧者が増えてきました。そんな中始めてコメントを頂き こちらの店が気になるので行ってみて欲しいとの依頼がありました。
僕も入っている山口県ラーメン好き集まれというFacebookのグループで(山口県では未だにFacebookを 使っている人が多いので新たにアカウントを作成して入った)何度か見かけたものの、イメージ的には小さい 普通の豚骨ラーメンを提供する店という感じで訪問する気は無かったが、そのグループでYouTubeの訪問動画が掲載されて注目度が 上がったのだろう。
しかし僕はその動画を見ても 正直美味しいしか言ってないので何も伝わってこなかった。が、せっかくコメント頂いたので 行って見るだけ行ってみようと思い立った。
ナビを設定すると30分かなり近い。ラーメン加藤という１９０号線沿いの店は訪問しているが
すぐに１９０号線を降りて 山陽小野田市の奥地の方へ誘われる。ナビというものが無ければ到底辿り着けない周りがほぼ畑というビューイングの中にポツンと店が出現する。
Facebookの投稿の写真だと 駐車スペースがアスファルトではなく砂地で店も小さく見えるので実際来てみるとイメージとは違っていた。結構建物は大きく新しい。10時30分からオープンでまだ11時くらいなので、駐車している車は2台くらい。魚介豚骨があるという情報が入っていたので表のメニューで確認したが分からなかった。
中に入ってみると券売機では無さそう。カウンターに通され、メニューを広げようとすると目の前に魚介豚骨のポップ。どうやら限定メニューでやっているようだ。メニューは豊富で ラーメン チャーハンはもちろん つまみ デザート お酒類 焼き鳥まであって、家族で来れば楽しめるだろう。
僕は目当ての魚介豚骨に味玉をトッピング ミニチャーハンを注文。店内は意外にもお洒落なスポーツバーの様な雰囲気で奥には大きな薄型テレビが大きめの音量で流されそれがBGM。スタッフは女性が多く。チャーハンなど調理もされていて、一番奥にいる男性が店主だろう。麺場を やっていた。
今まで山陽小野田市のラーメン屋は ラーメン加藤 泉屋(居酒屋さんのラーメン)と訪問していたが アテンド 接客が素晴らしく ちゃんとお客さんを見て、今回は僕が始めてだったので勝手が分からなかったが対応がとても好印象だった。
山陽小野田市の人は人間的に 接客とかサービス業に向いているのではないか？と考えながら 着丼を待つ。ちなみに山陽小野田市は 小野田市と厚狭郡山陽町が合併して出来たみたいです。
いよいよ着丼するとまずはスープから。美味いっ！！期待以上の出来。ベースの豚骨は旨味が凝縮され臭みはなく、おそらく魚粉をスープに入れて少し煮て 濾しているのだと思うが粉っぽさはそれ程なく 麺は啜りやすい中細で喉越しがいい。メンマは味が濃すぎず柔らかく煮てある。チャーシューは大判でスライスしてあり、山口県では800円のラーメンは高いと思われるが海苔も4枚付いていてお得感がある。
ただ唯一惜しいのはチャーシューの火入れ。画像からでも分かるが茶色く変色している。おそらく短時間で強火でスープの中で煮ているのだと思われるが、弱火で長時間煮てホロっと崩れる食感にするか？チャーシューダレで煮込むか？低温調理に変えるか？すれば格段に良くなると思われる。
ちなみに山陽小野田市出身の有名人を調べると知っているのは今村 豊という競艇選手くらいの小さな町。
この地には三年寝太郎という有名な神話が根付いていて、三年寝続けた寝太郎は父に大きな船と新しい草履を大量に買わせて 海へ向かいました。佐渡に向かった寝太郎は無料でワラジを交換してやると古いワラジを持ち帰り、水で洗い砂金を大量に手に入れ、その資金で厚狭川を堰き止め農業用の用水路を作り 干上がった農地を豊かな水田に変えて貧しい農家に分けてやりました。
という話から分かるように、人の為に働ける、そしておもてなしが出来る。この小さな町にはそんなポテンシャルが秘められているのではないだろうか？
みやログポイント 3.5
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