山口県のラーメンは 西側は福岡の影響を受けており豚骨が多く 東側は広島の影響か？ 醤油ラーメンなども ちらほら存在する。しかし全国的には最も有名な店といえば この店になるだろう。
下松市という人口も多くない町で 独自のラーメン文化が広がり現在では お隣の光市まで牛骨ラーメンの店が広がっている。その総本山が 紅蘭であり 僕も今回が初訪問となる。
驚いたのは東京でも毎年行っていた つけ麺博というイベントがあるが 、下松市でもラーメンイベントをやっていたらしく 山口県のラーメン業界を引っ張っている。
オープンよりかなり早く着いたが店の前には誰も並んでなかったので、さすがにシャッター(オープン前に並ぶ事)で待つ人は居ないか？と 駅の方まで散歩して帰ってくると 駐車場にバイクと車が沢山止まっている。
やばいっ！！ 急いで店まで戻ると20人近くの並び。最後尾に並び オープンを待つ。まさか山口県で これほど並ぶ事があるとは想定外だった。
しかし席数が多いので なんとか1回転目で店に入る事が出来た。スタッフのホールを手慣れた感じで アテンドして上手に捌いているのは女性スタッフで 厨房にも。ほぼ女性スタッフで切り盛りされ 創業から長いので改装されて間もないのか？綺麗で天井も高くBGMは何故か？ハワイアン！！ とても居心地が良くて時間を忘れるほど
有名店に良くある芸能人のサインも ケンコバさんなど芸人さんのサインもあり やはり知名度ではナンバーワンと言える。
行列には慣れているので 着丼も早い！！ 軽く濁りのあるスープで チャーシュー麺に煮卵をトッピング。東京に住んでいる時に 牛骨ラーメンの店が2軒あって 行ってはみたが どちらも廃業されました。そのうちの五つ星という店のラーメンの画像を後ほど。 まずはこちらのラーメンを スープから頂く。
思ったよりもあっさりで仄かな甘みがあり 旨味も感じられる。チャーシューはスライサーでかなり薄く切られていて シャキシャキのもやしと 中細の麺を 一緒に巻きつけて食べられるのでバランス良く食べ進める。卵は煮卵なのでおでんの卵の様な感じ。このラーメンと一緒に おいなりさんを食べるのが通らしい。
充分美味しいと思うのだが 先代から変わった事で 薄くなったとか味が落ちたとか言われているらしい。確かに 東京で食べた牛骨ラーメンの方が濃度は高く 濃かった記憶はあるが 濃いイコール美味いという山口県独自のルールもちょっとおかしいと僕は思う。
幅広い層に受け入れられる為に 敢えてライトなスープにしているという可能性もある。フェイスブックの山口県ラーメン好きの会という所に投稿した所 油多めにすると濃い感じで食べられるらしいという意見を聞いたが という事は先代よりも油を少なめにしてスープを炊いている可能性もある。
いずれにしても この人気ぶりなら問題なく繁盛していけるので 外からどうこう言うのは間違いだろう。
紅蘭のみやログポイント 3.58
東京にあった五つ星の牛骨ラーメンの画像
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