山口県のラーメン事情を 知るにはfacebookが一番早い。東京だとTwitterになるのだが山口県の人は 付いていけてないらしくラーメンを一番食べる30〜50代の人は ほとんどfacebookの山口県ラーメン好き集まれという会。
その中で 異彩を放っていた店がこちら。イタリアンシェフが作るラーメンだからというよりも 野外の空き地の様な所でキッチンカーを持ち込み営業されているという珍しいスタイル。
難点は天候に左右されやすい所で雨 風が強いとほとんどお客さんが来ないだろう。そんな事もあってか? 現在は休業されていて、移転の準備をしているらしい。この情報もfacebookからで 店主さんもこのコミュニティに入っているので宣伝される事も多い。
少し前にはこの時期にもかかわらずライブ 和太鼓 ラーメン 出店などを集めて フェスを開催。色んな他業種の人達とコラボしてお客さんを楽しませていた。山口県でこの様なイベントを開催する人は珍しく。東京ではラーメン店同士でコラボや 元フレンチシェフや 和食の料理人も珍しくないが 色んな意味で山口県のラーメン業界では先取りしている。
食レポは 初めて訪問した時のコク旨中華そば。この日は真夏で 雨風の影響は受けないもののこのクソ暑い中熱いラーメンを 食べなくてはいけない。
防府市の街中を通り抜け 川沿いの山道の途中にある空きスペースという印象の砂利と雑草が目立つ場所に キッチンカーとテントが張られ捨てられていてもおかしくないテーブルと椅子が置かれている。
早速お目当てのコク旨中華そばを注文すると 呼び出されるまで席で待つスタイル。それにしても暑い!! 訪問するのは春か秋にすれば良かったのか?と後悔も。店舗を持たないからかラーメンの値段は激安。果たしてお味の方は? 呼び出されて丼を見ると 色合いこそ地味だが 値段の割に具材たっぷりで量もしっかりしている。レンゲで一口スープを啜ると 深い旨みと甘み コクがしっかりとあり、ちゃんとらーめんとして成立している。
最初は甘みが強かった為 牛骨ラーメンか?とも思ったが 調べると豚の背ガラと鶏ガラスープらしい。チャーシューもローストタイプで香ばしくて美味しい。夢中で食べていると ここが野外のクソ暑いテントの下だという事も忘れて 熱いラーメンに集中していた。
この店が店舗を持って いい条件でラーメンを作れれば 凄いものが出来そうだ。移転して 新しいラーメンが食べられるのを楽しみにしている。
このラーメンのみやログポイント 3.58
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