店名の のぉくれとは 怠け者という意味らしいが SNSでもお馴染みの店で 弟さんもラーメンファクトリーという店を 岩国市で出していたが中々振るわなかったようで業態変更して現在は のぉくれ岩国店として頑張っている。
柳井市のイメージは 金魚ちょうちんと 四国に渡るフェリーに乗れるという印象で すでに訪問した ぶっとび亭はフェリー乗り場のすぐ近く。
周南の発展した街を抜けて 下松市 光市などの山道を 通過して2時間27分。店が見えてきたものの田んぼの真ん中に ひっそりと駐車場付きのラーメン屋が出現する。 ラーメンの種類は多く 白(鶏) 赤(トマト)黒など 色で分けているのが特徴だが 結構県内でも色で味をイメージさせる店がありました。こちらの店には もう2回行っていて 限定麺も美味しかったので そちらのレポも一緒にしたいと思います
初訪問した時の印象は ホールは若い女の子が担当していて とても愛想が良く アテンドもしっかりしていました。ワインバーのソムリエみたいな黒い長袖シャツ 黒ズボン 長いサロン 厨房は男性が担当していて職人気質。
色々種類がありましたが おそらくベーシックだと思われる 鶏塩ラーメンを選択。まだオープンしたばかりでしたが 近くの現場から来たと思われる職人さんや 地元の家族連れなど安定した客が付いているなぁという印象。 内装は天井が高く 清潔感のあるスッキリした作りで 提供のスピードも問題なく着丼。具材は ねぎ もやし 鶏チャーシュー 糸切り唐辛子 色合いのバランスは良い。さっそくスープを頂くと あっさりとした旨味溢れるスープで 油は控えめ。味玉は別で追加トッピングしたもの。鶏チャーシューはスモークしてあり スモーキーな苦味がインパクトと味の引き締めをしている。食べログでは好き嫌いが分かれているようだが 多分こちらではスモークした食材を店で食べられる所が少なく慣れていないだけだと思う。せっかくスープが美味しいので青ネギは もう少し少ない方が良いと感じる。
麺は中細麺で 啜りやすく喉越しが良い。長門市の麺宗祐気のラーメンに似ているが こちらの方が ややあっさりだろうか? 続いて限定で出された しじみラーメンのコメント。しじみラーメンといえば 東京では 琥珀という雑色のラーメンが好きだったので 比較するが 決して負けていない旨味がしっかり引き出されていて ロースのチャーシューにはブラックペッパーが強めに振られ 白髪ねぎ 芽ねぎと色合いも考えられている。
琥珀の中華そばは 鶏ガラとしじみでスープを取るが こちらは しじみのみで仕上げたらしい。旨味成分は チャーシューのイノシン酸と 貝の旨味成分 コハク酸 ねぎのグルタミン酸 バランス型の素晴らしいラーメンでした。
この店のみやログポイントは 3.68
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