とり田で坦々麺を 食べた後
もう一杯食べられそうなので
検索したり歩き回ったり
ちょっと通りから外れて
飲食店が入った小さいビルに
サイフォンラーメンなるものを発見!!
東京ですら 見た事ない
これは凄いものを見つけてしまった!!
店の前に行ってみると大重食堂と書いてあるが
ちゃんとしたラーメン屋さんらしい
あごだしとか色々使って素材にもこだわり
地元産の食材を使用
デフォルト1100円とお高いが
サイフォンのラーメン食べてみたいという事で
訪問
カウンターに座ると 鉄のパイプの先に小ちゃいやかんが付いている?? なんだこれは?
と思いながらも目が行くのが1人一つずつ目の前にサイフォンが設置されている。
ご存知なら方も多いと思うがサイフォンとは
コーヒーを入れる特殊な器具でコーヒーショップでも中々使っている店は少ない。フラスコのようなものに水が入っていてガスで底を温めると上のコーヒーの粉末のフラスコに吸い込まれて ガスを切ると下に落ちて来てコーヒーが完成するという珍しい物。
これをラーメンの出汁でやるのだから見ものだ!! 店主らしき人ともう1人は外国人の店員さんで しっかりと教え込まれていて団体が僕の前に入っていたので6人分くらいをそれぞれスープをセッティングしてガスに火を着けていく。
このように出汁が上のフラスコに登っていき
魚粉の様な物が入っていたら物と合わさり出汁が完成する。これを濾したものがスープとして使われるのだ。事前にスープを 採っておけばこの様な事はしなくて良いのだがパフォーマンスとして魅せるために行われているので これも料金の内だと考えれば1100円でも納得の値段
先ほどのやかんの件だが やかんを傾けると冷たい水が出てくるというもので仕掛けも面白く カウンターは畳の様な材質になって和を意識させる演出。さすがはグルメの街博多 味だけでなく演出までこだわっている。
そして出て来たのが このラーメン!!
いや!普通ー!!
パフォーマンスが凄すぎて出オチ感があるが
スープから頂く。
鶏 豚 牛 昆布など
色々入っているらしいが
あごだしかな?魚介系が強く他の旨味が消えているが でも美味しい。
チャーシューは煮豚ではなく
塩麹に漬け込んだ物を焼いているらしく
食べ応えのある食感
味玉もトロトロで柔らかい
これ程手の込んだラーメンでしかも無化調
パフォーマンスと含めるなら 面白いし
高いとは思わない。良い経験が出来た。
このラーメンのみやログ評価ポイントは3.6
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