山口県のラーメン食ってみな 飛ぶぞ!

東京からUターンして実家へ 食べ歩き 地元情報など 色々と呟きます

麺屋 遊膳 宇部市 担々麺 四川飯店で修行した本格的担々麺

数年前に東京では 担々麺 汁無し坦々麺のブームがありました。限定麺では もちろんのこと汁無し坦々麺専門店などもあり 同時期に台湾まぜそばも流行っていたことから辛い刺激的な麺が求められていたのかもしれません。

山口では 限定麺か 中華料理屋で食べられるくらいで まだブームが来ていない感じです。しかし 坦々麺で検索すると 麺屋 遊膳という名前が出てきて しかもあの四川飯店で修行されているとの事。四川飯店といえば 陳建一の父 陳健民が本格的四川料理の店として立ち上げた店。陳健民と言えば 海老チリを開発して 日本での四川料理の発展に貢献した人。その後 息子の健一が 料理の鉄人で 中華の鉄人として活躍して知名度が抜群

四川料理の特徴として麻婆豆腐やエビチリ 坦々麺など辛い料理に特化した料理なので期待できそう。それにしても山口に帰って来て この事実を知るまでに どれほどの月日が経ったか? 自分のリサーチ不足を悔やむ。しかも地元宇部市に店があり 20分も掛からないのだ! f:id:miyasan0608:20211215145228j:plain f:id:miyasan0608:20211215145232j:plain 次の休みには 原付に乗り 初訪問を果たす。お昼時というのもあり駐車場は中々の混み具合。店に入り券売機で食券を買うと 満席の様に見えたが1名なのでカウンター席が かろうじて空いていた。店内の雰囲気は 東京でいうとミシュラン1つ星の鳴龍という中華料理出身のラーメン店に似ている。広めのカウンター 観葉植物やセンスの良い小物などが飾られ 厨房設備はピカピカで 清掃が行き届いているのが見てわかる。

店主が一人で調理を担当して 女将さん?!が接客 ホールを担当。僕は坦々麺は勿論だが 水餃子とライスのセットというのが気になり それを選択した。なんでもこちらの店の坦々麺には 3日かけて作る自家製辣油(ラー油)が使われているとのこと。楽しみだ!! f:id:miyasan0608:20211215145316j:plain 程なく着丼。見た目はラーメン屋さんの限定麺か? 中華料理屋さんの坦々麺と変わりはない。東京の方では 青味にチンゲンサイなどが使われて 辣油はスープに混ぜないで赤い色味を目立たせる盛り付けが多いのだが 他のラーメンでも使われる もやしが使用されているのが山口県の特徴だろう。写真で比較して欲しい1枚目が遊膳 2枚目がミシュラン1つ星の鳴龍の坦々麺 f:id:miyasan0608:20211215145436j:plain f:id:miyasan0608:20211215145948j:plain

トッピングは 炒めてピリ辛に味付けされた挽肉 もやし 青菜 麺は特注で製麺所に作ってもらっているらしい。早速一口スープを啜ると 美味いっ!! 芝麻醤の胡麻の香り 仄かな酸味 辣油の辛味は奥行きがあり 市販のものとは明らかに違う香ばしい香り。柔らかめの中太麺との相性も良く パンチのある一杯だが あまりにも辛すぎないのが良い。

セットで頼んだライスと水餃子も抜群で 多分皮は自家製だと思うが 分厚くてモッチリした食感にピリ辛のタレが かけられ坦々麺と並ぶほどのインパクトで美味い!! 坦々麺の店では穴あきのレンゲが用意されているが こちらも同様で底に溜まった挽肉をご飯の上にかけて即席丼を作るのがおすすめ!!

とても素晴らしいラーメンなのに 食べログでの評価は高くない。その原因として考えられるのが 辛いのが苦手な人向けに 醤油ラーメンなどがある事だろう。その評価がとても低く 全体の評価が下がっているのだ

今回比較として紹介した ミシュラン1つ星の鳴龍は 坦々麺以外にも 醤油 塩 つけ麺などがあり ツマミも充実 何を食べても美味いのだ!! こちらの店主も 中華料理出身なので 他のメニューにも力を入れて ブラッシュアップすれば評価は上がってくると思う。

伸びしろは無限大! 頑張って欲しい!! 今回の評価は坦々麺の評価なので ご了承を!!

このラーメンのみやログ評価ポイントは 3.65

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